第三章 静香(しずか)の受難
 
 
 ザッパーン!
 落とし穴の下は、貯水池だった。
 静香は、派手な水しぶきを上げて池に落下した。
 どうやら、二階と三階の間にある隠し部屋へ落とされたらしい。
 静香はゆっくり立ち上がりながら油断なく周囲を確認し、状況をそう分析した。
 部屋の広さは、一階より一回り狭いくらい。水面の高さは静香のひざ辺りといったところか。
 壁や天井に埋め込まれたレンズから外の光が取り込まれているらしく、完全に密閉された部屋にもかかわらず、周囲は煌々と明るい。
 静香は、腰から短刀を引き抜きながら、胸の中でつぶやいた。
(・・・早くここから脱出しないと・・・・ろくでもないコトになりそう・・・・)
 そう、ここがただの貯水池であるはずがない。わざわざ日光を取り込んでまで部屋中を照らしていることからも、ここがカラクリ部屋であるのは明白だ。誘い込まれた哀れな獲物を、城の住人たちがどこからか見物しているのは間違いなかった。
(どこか・・・逃げ出す場所は・・・・)
 静香は周囲を見回した。と、その時、突然天井の一隅がパクンと開き、そこからハシゴがスルスルと降りてきた。
(・・・・・・・・・)
 静香は、さすがに躊躇する。どう考えても罠だ。が、そこ以外に脱出路が無いのも事実だった。しばらく逡巡した後、意を決してハシゴの降りてきた場所へ足を向ける。
 と、その時。
「きゃっ?」
 静香の口から、彼女らしからぬ可愛い悲鳴が上がった。何か細長いモノが、足をくすぐったのである。静香は、慌てて足下を見下ろした。
「っ・・・・ウナギ?」
 いつの間にか、静香の周囲を無数のウナギが取り巻いていた。目を凝らして良く見ると、ただのウナギではない。カラクリ仕掛けの機械ウナギだ。
 静香は、先ほどまでの経験から、そのウナギがどんなに危険なモノかを即座に理解した。一刻も早く逃げだそうと、全速力で走りだす。が。
「きゃあぁあっ!」
 ザパーン!
 少女はウナギに脚を絡め取られ、無様に転倒した。その際にワラジを奪われ、裸足にされてしまう。
「・・・・・くっ」
 静香は水底に手をつき、すぐさま立ち上がろうとしたが、その瞬間、二匹のウナギが裸足になった足の裏をサワサワッとくすぐった。途端、両脚に衝撃が走り、喜悦に叫声が漏れる。
「ひゃうぅうっ?」
 腕から力が抜け、再び水面に突っ伏す。静香は、身体の敏感すぎる反応に戸惑い、小さくつぶやいた。
「な、何で・・・・こんなに・・・・感じ・・・・・・?」
 と、考える間もなく、別のウナギが静香の尻の孔を下着の上から強くつついた。静香は、思わずあられもない悲鳴を上げ、背を仰け反らせる。
「ふわぁああああっ?」
 全身が震え、快感が炸裂する。
 菊門は、この冷静な少女の密かな弱点だったが、それにしても、この感度の良さは異常に過ぎる。これではまるで・・・・・・。
「・・・・・・まさか!」
 そう、この時、静香はようやく気づいた。今、彼女が浸かっている水の正体に。この水は、先刻、茜が浴びせられたモノと同じ匂いがする。媚薬だ。
 ちなみに、この貯水池から二階の水鉄砲へ媚薬が供給される仕掛けになっているワケだが、さすがの静香にも、城の構造を考察している余裕まではなかった。
 何しろ、浴びるだけで半狂乱になるほど強力な媚薬に、全身を浸かっているのだ。体中が性感帯になってしまったかのような高ぶりに、理性が吹き飛ぶのを抑えるので精一杯だった。
「あ・・・ああ・・・・・ああぁっ・・・・ふぁあっ・・・・・くうっ!」
 あえぎながら、尻に集まるウナギを追い払おうと両手を振り回すが、カラクリ仕掛けのウナギたちは、素早く少女の腕をかいくぐって逃げ回る。
 その内、数匹のウナギが、静香の服の中に潜り込んできた。ズルリ、という独特の感触。
「くっひゃぁああっ?」
 敏感な肌を撫で回される衝撃に、驚声が上がる。注意が散漫になったすきに、着物の帯を切り裂かれた。
「うぁあっ?」
 さらに、服の中に潜り込んだウナギたちは、布製のかたびらを食い破り、そのまま胸を覆うサラシをも引きちぎる。
「っ・・・や、やめなさいっ」
 静香は、せめて上着だけは奪われまいと両手で強く服を握りしめたが、ウナギたちは上着を狙わず、少女の股間を包む布に体を潜り込ませた。
「きゃうぅううぅぅううっ?」
 ビクビクビクビクッ
 冷徹だった少女は、秘唇を撫で上げられる感触にあられもない悲鳴を上げ、背を仰け反らせた。その瞬間、下着に食いついていたウナギが、布地を一気に剥ぎ取ってしまう。
 秘められていた朱貝が、白日の下にさらけ出された。
 厚めの秘唇は上付で、肉芯は大きい。茂みはやや濃いめで、清楚な立ち居振る舞いに比して、意外なほど淫靡な印象の丘陵である。
「あぁああああっ、だ、ダメぇええええっ!」
 静香は羞恥に頬を染め、普段の落ち着きをかなぐり捨てて大事な場所を隠そうと身をよじった。だがそのすきを狙い、ウナギたちは彼女の上着へ飛びかかり、一瞬のうちに服を剥ぎ取る。
「やぁあああっ、み、見ないで・・・・・見ないでぇえええっ!



 右手で胸を隠し、左手で股間を覆う。
 あれほど冷静に策を弄してきた少女が、ついに全裸をさらすことになってしまった。恥辱に涙をため、低い嗚咽を漏らす。
「うっ、うぅううっ・・・・・・くっ!」
 だが恥辱はすぐに屈辱へ変わり、怒りが沸騰した。短刀を構え、手近なウナギへ闇雲に斬りつける。
「よ、よくも、こんな・・・っ!」
 しかし短刀が一匹のウナギへ届くかと思われた瞬間、突然、その切っ先はあらぬ方向を向いた。
「ふっわぁあんっ?」
 再び甲高い驚声が漏れる。
 別のウナギの一匹が、剥き出しになった菊孔を、再び突き上げたのである。体中を媚薬に蕩ろけさせられている時に、弱点を刺激されては堪らなかった。
「あぁあああ・・・・」
 静香は涙ぐみ、へなへなとその場に崩れ落ちてしまう。
 だが、機械仕掛けの魚たちは、少女の思いなど斟酌せず、いよいよ本格的な責めを加え始める。
 宴はまだ始まったばかりなのだ。
       *
「うあぁあっ・・・やめっ・・・やめなさい!」
 ウナギたちは、巧みに女忍者の手足を絡め取り、恥ずかしい開脚のポーズをとらせていた。
 自らの機知に誇りと自信を持つ少女にとって、この仕打ちは酷くこたえるものだった。瞳にうっすらと涙を溜め、何とがこの状況から逃れようとあがく。が。
「あっひゃあああああっ?」
 いきなり絶叫が上がる。一匹のウナギが、開脚した少女の中心、その秘芯を、口先で強くつついたのだ。
 最も疼いている肉の真珠に強烈な刺激を受けた少女は、無様にのたうつ。さらにウナギたちは、畳みかけるように脇腹をくすぐり、脚を撫で上げ、脇の下を弄り回した。
 媚薬に犯され鋭敏になった静香の身体は、全ての責めに面白いように反応してしまう。
「はぁっ・・・はあああっ・・・・だめっ、そこはっ・・・ひぅうっ・・・・・こんっ、な・・・感じる・・・なんてっ」
 歯を食いしばり、官能の波に溺れまいと必死に抵抗するが、背中をツウッ、と撫で下ろされた瞬間、甘い嬌声と共に全身が跳ね上がった。
「くっひゃあぁあああぁああっ?」
 ビクビクビクッ
 背筋は、菊門と並ぶ静香の弱点だった。ここを責められると、どうしても抵抗ができず、相手のなすがままになってしまう。
 少女の心は沸騰し、灼熱の快感が脳裏を白く染め上げ始める。
「はぁっ、あぁっ、ああぁっ! だめっ、背中はダメぇっ!」
 悶える美身に、さらなる喜悦が与えられる。
「ふあぁ・・・・そんなっ・・・む、胸までぇええええ・・・・・っ」
 乳房に巻き付いたウナギたちは、細長い身体を自在に伸縮させ、形の良い双球をグニャグニャと揉みしだき始めた。乳輪がふくらみ、乳首が尖って、熱く焦燥を駆り立てる。
 カラクリ仕掛けの魚たちは、淫らな突起を充分に焦らし抜いた後、出し抜けに乳首を口に喰わえた。疼いていた場所を甘噛みされる刺激に、再び甲高い悲鳴が上がる。
「ふわぁあああっ! は、果てるっ、このままじゃ・・・は、果てちゃうぅう・・・・っ!」
 少女は、今にも弾け飛びそうな理性を、かろうじて押さえつける。いや、押さえつけようとしていた。しかし、その時。
 一匹のウナギが、無情にも首を伸ばし、最も敏感な肉芯を、トン、と叩いた。
 瞬間。
 静香の防壁が決壊した。
「んぁああああああああああああっ!」
 ビクウッ! ビクビクビクッ!
 くノ一の少女は、快感を告げる絶叫と共に、最初の頂点へ昇り詰めた。
 だが、それは、これから始まる新たな陵辱劇の幕開けにしかすぎなかった。
       *
「くはあっ、くひゃはぅんっ、や、やめてっ・・・ち、乳首は・・・もう・・・」
 胸に巻き付いたウナギたちは、静香の乳房を揉みしだきながら、大きく頭をもたげて乳首を喰わえ込み、その敏感な突起の先端を弄り回していた。
 ウナギたちの口腔には、性感神経へ直接刺激を与える振動装置が組み込まれており、乳輪を舌が舐めまわし、あるいは乳頭を歯が囓りつけるたび、静香は剥き出しの神経をヤスリで擦られるような衝撃を感じ、ビクビクとケイレンを繰り返した。
「あはぁあっ・・・ダメっ・・・・ダメぇええっ・・・さ、先っぽばっかりぃいいいい」
 重点的に乳首ばかりを狙う偏執的な責めに、静香は荒く息を乱す。全身がジンジンと疼き、蜜壷から愛液が溢れ出す。
「か・・・体中がぁ・・・きゅあぁん・・・ダメぇ・・・ダメへえぇえ・・・・」
 舌を突き出してあえぎ、口の端からヨダレを垂らす。喜悦に弛み、とろけそうになる心を必死で叱咤し、くノ一の少女は耐え続ける。
「ひくぅうう・・・・うぁあああ・・・・・・負けちゃダメ・・・・らメぇえええ・・・・・っ」
 忍としての矜持をかき集め、快感を求めそうになる身体を、辛うじて繋ぎとめる。
 だが、痛いほどに尖った乳首を弄り回されるたび、または敏感になった足の指を丹念に舐め回されるたび、あるいは感じやすい脇の下を執拗にくすぐり回されるたびに、理性は徐々に削り取られ、消耗していく。
 そして少女にとって永劫にも近い時が経ち。
「うぁあ・・・・だ、ダメ・・・・らメなのにぃぃぃ・・・・っ」
 最後の理性が雫となって流れ落ちる。
「あああ・・・・も、もぉ・・・・もぉおおおおっ!」
 菊孔の蕾を優しく揉まれ、背中に振動する舌を押し当てられた瞬間、遂に静香の心は折れ、快感に屈した。
「うやぁああああああっ! もおダメぇえええっ! 入れてっ、入れてぇええええっ! 私のアソコぉおおっ、いじり回してぇええええええっ!」
 泣き叫び、哀願するその姿に、もはや冷静な策士の面影はない。
 愛液をしとどに溢れさせる少女の秘唇に、カラクリ仕掛けのウナギが、ズブリ、と頭を突き入れた。
「あっはぁあああっ!」
 ビクビクッ、と美しい肢体が仰け反り、細く長い脚がケイレンする。待ち望んでいた刺激を受け、挿入だけで早くも軽い絶頂を迎えてしまう。



「あ・・・ふぁあ・・・・・ひっ? ちょっ・・・・ま、待って・・・っ!
 イッたばかりで敏感になっている蜜壷を、しかしウナギは容赦なく責め立て始める。伸縮自在の胴体で膣内を掻き回し、突き上げ、時に緩急をつけて、少女を翻弄する。
「うぁんっ、ひぅうっ、くっひゃあああんっ! だっ、ダメっ! 狂っちゃ・・・・狂っちゃうぁあああああああああっ!」
 股間を責めるウナギの動きは、精緻を極めていた。
 最初は膣口近くを小刻みに刺激し続ける。もどかしい刺激にヒクヒクと蠢き始めた肉ヒダに、次はいきなり強い抽挿を加える。
 敏感な膣壁がこすり立てられる衝撃に、静香の意識は瞬時に沸騰する。
「あっきゃああああああっ!」
 さらに膣内で神経がもっとも集中している部位、Gスポットをウナギのエラが巧みに掻き回してくる。静香は、髪を振り乱し、身も世もなく泣き叫んだ。
「くっはぁあああ! そこダメっ、そこっ、そんなトコ、こすったらぁあああっ、で、出ちゃうっ、何かっ、何か出ひゃうからぁぁぁああああっ!」
 Gスポットを執拗に攻撃され、潮を今にも吹き出しそうな感覚に、くノ一の少女は切羽詰まった咆吼を上げる。そして、それを後押しするかのように、カラクリ製のウナギが新たな機能を発動させた。
「ひあぁああっ? な、何っ? これ、何ぃイいぃいいいいいっ?」
 突然、ウナギの体表に、無数のイボが突き出てきたのだ。イボの形は絶妙で、静香の膣壁の最も弱い部分を、恐ろしく正確に突き、掻き立てる。
 静香は立て続けに与えられる壮烈な快感に、あられもなくよがり泣いてしまう。
「うやぁあぁあああっ、すごいぃっ! と、溶けるうっ、溶けちゃうぅっ! あそこがっ、あそこが溶けちゃうよぉおおおおっ!」
 腰から下が全て性感帯になったかのような愉悦。だがそれで終わりではなかった。
「っはぁああああっ?」
 ウナギの胴体が、凄まじい勢いで回転し始めたのである。蜜壷をイボが、エラが、掻き乱し、蹂躙する。その強烈な快美感に静香は数秒と保たず再び絶頂へ突き上げられてしまう。
「ヒあぁあああああああっ! 果てるっ、また果てるぅううううううううっ!」
 ビクビクビクッ! ビクンッ!
 美身が反り返り、水滴が飛び散る。愛液と媚薬の入り混じった噴水を股間から吹き上げ、くノ一の少女は高みへ昇りつめる。
 だが、真の絶頂は、これからが本番であった。
       *
「くはぁあああっ、もぉダメっ、もぉらメぇええええっ! もう果ててるっ、果ててるからぁあああっ」
 機械仕掛けのウナギたちは、遠慮も呵責もなく、絶頂の余韻が残る敏感な肉体を蹂躙し続ける。
 双乳に巻き付いたウナギは、その伸縮自在の胴体で胸を揉みしだく。過敏になった神経そのものをこね回されるような刺激に、女忍者は翻弄されるしかない。
 白目をむき、舌を突き出しながら、子供じみた哀願の悲鳴を漏らす。
「はひゃはぁああっ! も、もぉラメぇえっ! ・・・・・狂っちゃう、狂っひゃうよぅっ! あああっ、死んじゃうっ、ひんじゃうのぉおおおおおっ! 助けてっ、たふけてぇえええっ!
 ビクビクビクッ!
 再び絶頂に打ち上げられる。そしてその直後、また一段上の高みへ突き飛ばされる。
「んっきゃあぁあああああっ?」
 ビクンッ! ビクンッ!
 全身が電撃に打たれて仰け反る。比喩ではない。体中に巻き付いた機械仕掛けのウナギたちが微弱な電気を流し、性感神経を強烈に刺激し始めたのだ。
 今までに受けたことのない未知の快感に、少女の肉体は一瞬を耐えることすらできない。衝撃を感じたとたん即座に、何度も頂点へ突き上げられる。
「ひっぎぃいいいいいっ! 何これっ? 何これぇええっ? ビリビリってぇ、ビリビリってするぅううううううっ!
 ビクビクビクッ!
 連続絶頂へ追いやられた静香は、さらなる快感を求めて哀訴の声を上げ続けるしかない。
「お願いぃいいっ! もっとぉっ! もっと乳首にもビリビリってしてぇえええっ! さ、先っちょのトコぉおおおおっ、お願いぃいいいいっ!
 淫らな懇願に応え、両方の乳首を喰わえたウナギが、口腔から電流を流す。
「っきゅあぁあああああん!」
 ビクビクッ
 静香は嬌声と共に昇り詰めた。
 子宮が疼き、脳髄が蕩ろける。焦点の定まらない瞳からは随喜の涙を流し、頂点へと昇り続ける。
「ゆ、許してっ、このままじゃ、しっ、死んじゃ・・・・・っはう? ああっ? くぁああああんっ!
 ビクビクビクッ!
 死の恐怖すら覚える激感を、さらに上回る喜悦が白く塗りつぶした。
 秘肉の中で抽挿を続けるウナギが、無数のイボから電流を流したのだ。体の内側からほとばしる凄まじい衝撃に、少女は美身を限界まで反らして悶える。
「うぁああああっ、気持ちいイッ、きぼちいひのぉっ! 死んじゃうっ、もぉ、ひんじゃうぅぅううううっ!
 理性は弾け飛び、もはや自分か何を言っているのかすらわからない。
「おっぱい、いいのぉっ、乳首もすごひ! アソコもぉ、すごひっ、よすぎるぅううううううっ! 体中がぁあああっ、アソコぉっ、溶けてっ、蕩ろけちゃうのぉぉおおおおお! ふやぁあああっ、果てるっ! もぉっ、静香ぁっ、果てちゃうんだからぁああああああああっ!」
 静香は、最後の絶頂に向けて駆け上り始める。身体がガクガクと震え、愛液が秘貝から盛大に噴き出す。
 そして少女の最大の弱点、肛門にウナギの頭がズプッ、と挿入された。
 断末魔のような絶叫が白い咽から解き放たれる。
「ひっぎゃあああああああぁあああぁあああぁぁぁぁぁああああああっ!! 果てるっ、果てるぅうううううっ!! シズカ、もぉ、果てちゃうぅうううううううううううううっ!!」
 ビクビクビクンッ! ビクビクビクビクビクビクッ!!

 冷徹だった少女は、身体中をのたうたせ、泣きわめきながら、極大の頂点へ飛翔した。
 途轍もない快感に脳が白熱し、爆発するような光の中で、静香は意識を失った。
       *
 ・・・・・・だが、まだ女忍者たちの試練は、終わりを告げていない。
 まだ、終わらないのである。