「・・・ん・・・」
唯は、小さく声を上げて、ゆっくりとまぶたを開いた。
周囲を見回すと、いつの間にか圭太郎が壁に拘束され、床にジーナが倒れている。その横には、勝ち誇った様子のデュエルとロリウェルが立っていた。
どうやら、唯が失神している間に、状況がかなり変化したらしい。唯は近くに落ちていた布切れを胸と腰に巻き付けると、デュエルたちの所へ歩み寄った。
「デュエル、ロリウェル・・・・助けに来てくれたんだ」
「あら、唯。気がついたのね」
デュエルは、唯に視線を向け、ニコッと笑った。
「ちょうど良かったわ。ジーナの封印を手伝ってちょうだい」
「封印?」
問い返す唯に、デュエルは花瓶ほどの大きさの壺を差し出して見せた。唯は訝しげに、それを見る。
「どっから出したの?」
「それはもういいから」
「えーと、何これ?」
「『封印の壺』よ。悪魔をしばらくの間、閉じこめておく道具。これにジーナを入れて、刑務所へ連れて帰るってワケ」
「ふーん・・・・。で、あたしは何を手伝えばいいの?」
唯は奇妙な形をした壺を眺めながら尋ねる。デュエルは説明を続けた。
「この壺は聖なる物でね、私たちにはあつかえないの。でも、霊力の強い人間になら、使うことができるのよ」
「なるほど。私は、そのために協力者として選ばれたんだ」
唯は納得してうなづいた。
なぜ天使が聖なる物を扱えないのか、という疑問に、その時の彼女は思い至らなかった。
*
「じゃ、やるわよ」
唯は、教えられた通り、壺をジーナの体に向け、封印の呪文を唱え始めた。
と、そのとき突然、圭太郎が、横から叫び声を上げた。
「やめろぉっ! 殺されたいのかっ」
「・・・・はぁ?」
唯は呆れた様子で、壁に張り付けにされた圭太郎を見つめた。
「この状況で、あんたがどうやってあたしを殺すワケ?」
「違うっ、俺じゃないっ、そこにいる女たちが、だっ」
圭太郎は、唯の脇に立つ天使たちを視線で指し示した。唯は訝しげに眉を寄せる。
「何で、デュエルたちがあたしを殺すのよ」
「まだ気付かないのか? そいつらは天使なんかじゃない! そいつらは・・・・・・・ぐおわっ」
ドゴァアッ
圭太郎が何か言い終わる前に、デュエルが強力な電撃を彼に向けて放った。
衝撃波の直撃を受けて圭太郎は拘束具ごと弾け飛び、気絶して床に崩れ落ちる。と、その拍子に彼の懐から、金属製の笛が転がり落ちた。
「ソッ、ソロモンの・・・笛っ?」
デュエルとロリウェルは、笛を見たとたん、恐怖に顔を引き吊らせた。慌てて唯に懇願する。
「お、お願い、唯っ・・・そ、その笛を壊してっ」
「え? うん・・・」
唯は首をひねりながらも、言われた通り、金属製の笛を手でグニャリと折り曲げ、念入りに足で踏みつぶした。デュエルたちは、ホッと胸をなで下ろす。
「ありがとう。・・・さ、唯。悪魔を封印しちゃいましょ。ちゃっちゃっとね」
「ん〜・・・・」
今一つ納得のいかない唯だったが、もうこれ以上、こんなコトに関わりたくない、という気持ちが先に立った。
再び壺を手に取り、封印の呪文を唱え始める。
詠唱が終わった瞬間、ジーナはあっけなく壺に吸い込まれた。
唯は壺のふたをキュッと閉め、小さく息を付く。
「これで、もう、全てが終わったワケね」
「ええ・・・そう、全てがね。・・・つまりこれで、唯。あなたも、もう、用済みってワケ」
クスクスクス・・・・
天使たちの口元に、邪悪な笑みが広がった。唯はその瞬間、いい知れない恐怖を覚え、身を引いた。
「あ・・・あなたたち・・・?」
「やっと気付いたの? おバカねぇ」
デュエルとロリウェルは、クスクスと笑いながら、軽く腕を振り上げた。
と、辺りにまばゆい閃光がほとばしり、次の瞬間、二人の姿が劇的に変わっていた。
服が白いローブから黒のボンテージへ。頭には雄牛のような角が生え、腰からは尖った尻尾が伸びている。そして背中に負ったその翼は・・・・・・まるで闇のように黒かった。
「・・・・・悪魔・・・・」
唯は呆然とうめいた。二人の天使たち、いや、悪魔たちは、楽しげに高笑いを上げた。
「そう、私たちは、悪魔。通りすがりの、悪魔です♪」
「・・・・そう・・・」
唯は唇を噛んでつぶやいた。
「それじゃ、ジーナっていう娘が犯罪者だっていう話も・・・」
「あら、それはウソじゃないわ」
デュエルは心外そうに口を尖らせた。
「ジーナは正真正銘、本物の犯罪者よ。なにしろ、あの娘ってば、悪魔のくせに、善いことばっかりするんだもの」
「・・・はあ?」
「だからぁ、魔界では、善いことは犯罪、なの。わかる?」
「・・・・なるほど・・・ね」
唯は、自嘲気味に笑った。自分のバカさ加減に呆れ果てて涙も出ない。
(それじゃあたしは、悪いヤツを助けて、いいヒトを封印しちゃったワケだ・・・)
ハッ
と、その時、唯は衝撃的な事実に気付き、愕然と顔を上げた。
「まさかっ・・・それじゃ精気を吸って人を殺していたのは・・・・」
「ご明察。私たちよん♪」
デュエルとロリウェルは、パチリとウインクして見せた。唯の瞳に、怒りが燃え上がる。
「・・・人殺しっ!」
「だから?」
デュエルは悪びれることなく言葉を返す。
「どんなにあなたが私たちを憎んでも、何にもできないでしょ。悪魔の力に人は勝てないわ。そうそう、今だから教えてあげるけど、あなたが壊してくれたあの笛、ソロモンの笛っていってね、アレさえあれば、私たちを倒せたかもよ♪」
「・・・そんな」
唯の心を、絶望が支配した。血の気を失った唯の姿を見やり、デュエルはニヤリと笑った。
「さて、それじゃ、そろそろ殺してあげましょうか・・・精気を吸い尽くしてね」
ギラリ
デュエルとロリウェルの瞳に、凶悪な光が宿る。
(もうダメ!)
唯は全てを諦め、目をつぶった。と、その刹那。
甲高い笛の音が響いた。
「っふわぁあんっ?」
「ひうぅっ?」
デュエルとロリウェルは悲鳴を上げて、その場にペタン、と尻もちをついた。
「?????」
唯は、何が起きたのか咄嗟には理解できず、目をしばたいた。
二人の悪魔は、体中を襲う快感に、あられもなくもがきながら、あえぎ声を上げ続けている。笛の音が、彼女たちの性感神経を刺激しているのだ。
「ふわぁんっ・・・どうして・・・・ソロモンの笛の音がっ? ほ、他にもあったのぉっ?」
ロリウェルの切なげなうめきに、圭太郎の声が応えた。
「いや、ソロモンの笛は一本しかなかったさ。だが録音テープがあったんだなぁ、これが」
いつの間にか圭太郎は、部屋の隅に置かれたビデオデッキの前に立っていた。割れたメガネの下から覗く瞳が、意外に精悍である。
笛の音は、ビデオデッキとつながったテレビのスピーカーから流れ出ていた。画面には、ジーナの姿が映っている。
そう、以前ジーナを触手責めにした時、ずっとソロモンの笛が吹き鳴らされていた。これは、その様子を写したビデオ録画なのだ。
先刻、拘束具を吹き飛ばされて自由になった圭太郎は、気絶から目覚めると、デュエルたちに気付かれないよう、こっそりとこのビデオテープをデッキに入れ、再生したのである。
「ふわははははっ、見たかっ、人類の科学と英知の勝利だっ!」
圭太郎は高笑いを上げた。なんか変態趣味の勝利という気もするが。
一方、唯はかなり迷ったものの、命を助けられたことに礼は言うべきだと判断した。
「圭太郎。あんたの変態趣味もたまには役に立つのね。見直したわ」
「・・・・・それは礼を言ってるつもりか、ひょっとして」
「まあ、何はともかく」
唯は強引にごまかし、快感に悶えているデュエルとロリウェルに目をやって言った。
「あの二人、どうするの?」
「犯す」
圭太郎はキッパリと答えた。
「止めるなよ」
「止めないわ」
唯もキッパリとうなづいた。
*
「くふぅっ・・・・ひううぅ・・・・バカぁっ・・・・・これぇっ・・・・外しなさいよぉっ・・・・気が・・・狂っちゃうじゃないのぉっ」
デュエルが、瞳に涙をためて喜悦に悶えながら、気丈にも怒鳴り声を張り上げた。彼女は、先刻ジーナを責めたときに使った銀の鎖に手足を拘束され、身動きがとれなくなっていた。
ソロモンの笛で性感神経を強烈に刺激され、秘貝や乳首がジンジン疼くのに、腕を動かすこともできない。魔法を使って脱出しようにも、すさまじい愉悦が沸々とこみ上げてきて、体中の魔力が抜けてしまう。
「ふわっ・・・・くふぅっん・・・・やだ・・・・・ひぅうっ・・・・アソコが・・・・もお・・・・・限界ぃっ」
股間から愛液をしたたらせながら、淫猥に腰をくねらせるデュエルを、圭太郎は冷めた目で眺めた。
「もうしばらく、その格好でいるんだな。こっちのロリウェルとかいう小悪魔を仕置きしたら、お前をじっくりなぶってやる。楽しみにしておけ」
「ふっ・・・ふざけんじゃ・・・ないわよっ・・・・そのコに・・・くぅんっ・・・て、手を出したら・・・ゆっ、許さない・・・からっ・・・・ふわぁんっ」
デュエルの抗議に構わず、圭太郎は、床にうずくまって悶えているロリウェルの幼げな肢体へ手を伸ばした。
「ひっ、きゅうぅうんっ・・・ダメぇっ、触らないでぇっ」
ビクビクッ
ロリウェルは、圭太郎の指が肌に触れたとたん、絶叫と共に体を震わせた。
ソロモンの笛の音が神経を過敏にし、まるで全身が性感帯になったかのように、どこを触られても狂おしいほど感じてしまう。半開きにした口から舌を出し、ハァハァとあえぎながら、腰をガクガクと振り立てる。
「ひゃうぅっ・・・いやぁ・・・・やめてぇっ」
ロリウェルは、首を左右に激しく動かして、甲高い悲鳴を上げた。
両手を押さえつけられ、着ている服を無理矢理に脱がされる。黒いブラがはぎ取られ、小さなピンク色の乳首が顔を出した。
「ひゃんっ」
叫ぶ間もなく、すぐさま黒革のパンティが下ろされ、少女の可憐な花弁が丸出しとなる。強烈な羞恥にロリウェルは耳まで赤くなり、つぶらな瞳から大粒の涙を流した。
「くぅううんっ・・・・や、やめてぇっ」
しかし圭太郎は一切容赦することなく、ほとんど全裸になったロリウェルの背中に回って足を大きく開かせると、小さな子供がおしっこをする時のようなポーズを無理矢理に取らせた。
声も出ないほどの羞恥に、ロリウェルは心の中で絶叫する。
(いやぁあっ、しっ、死んじゃいたいくらい恥ずかしいよぉ・・・っ)
このあられもない格好から、どうにかして逃れようともがくが、ソロモンの笛のせいで体に力が入らず、なすがままにされてしまう。
気が遠くなるような恥辱の連続にヒクヒクと震えるロリウェルを、圭太郎は一旦床に置いた。足を掴んでM字に開脚させ、股間の蕾へ舌をゆっくりと這わせ始める。
「くっひゃあぁぁあああっ?」
最も疼いている部分へ突然加えられた甘美な刺激に、ロリウェルは驚愕の悲鳴を上げた。さざ波のような喜悦が、腰から全身へ広がっていく。
ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ
「くふぅっ、あひゃうっ、ひぅうぅっ・・・・す、すごっ・・・上手いぃいいっ」
蜜壺を襲う舌技は、巧妙を極めていた。
秘唇を何度もなめ回したかと思えば、鞘に包まれた敏感な肉芽を弾く。繊細に花弁をこすり立て、大胆に膣口をえぐる。再び肉芯をつつき、今度は尿道をなぶる。ときに強く、ときに弱く。
ただでさえ興奮し、神経が過敏になっているときに、こう何度も巧みな愛撫を秘部へ受けてはたまらない。ロリウェルは大声でよがり泣き、のたうち回った。
「んひゃうっ・・・きゅうぅううんっ・・・・はっ、激し・・・すぎるぅっ・・・」
細い体をガクガクと震わせ、めくるめく快感に恍惚となる。乳首は痛いほどに勃起し、肉豆は充血して張りつめている。悦楽によだれと涙を流し、少女は頂点へ駆け昇り始めた。
「きゅふうっ・・・みやぁあんっ・・・おっ、お願い・・・許してぇっ・・・みゃふふぅっ・・・お豆ぇっ・・・・つまんじゃダメぇえっ・・・ふわわぁああ・・・」
全身の神経を、凶暴なエクスタシーが駆け巡る。鮮烈な衝撃と共に、下半身から灼熱を伴う愉悦がほとばしり、少女の体を絶頂へと強く、激しく突き上げた。
「きゅうぅうううううんっ! イッ・・・イッちゃうぅうううううっ」
ビクビクッ、ビクウッ
華奢な肢体が、快感に波打つ。ロリウェルは細い背筋を震わせると、その場へくてっと崩れ落ちた。
圭太郎は、ニヤリと笑って呟く。
「幼い外見の割に、性感は開発されてるじゃないか・・・けっこう楽しめそうだな」
拘束されて動けないデュエルがその光景を見つめ、体中を襲う快感に耐えながら歯ぎしりした。
「このっ・・・悪魔ぁ!」
何だかなあ。
*
圭太郎は、失神しかけているロリウェルを無理矢理に目覚めさせると、今度はその小さな乳首に唇を当て、舌でいじめ始めた。
「あっひゃあぁあんっ」
胸の先端から伝わる激しい衝撃に、幼い肢体が跳ね上がる。イッたばかりのため、ただでさえ感じ易いピンク色の突起は、さらに普段の数倍も敏感になってしまっている。ロリウェルは、必死で愉悦に抗ったが、鋭利な衝撃の前には、一瞬を耐えることすらできなかった。
「ヒやぁああああっ!」
ペロッ、ピチュッ、ピトッ・・・
まず舌で軽く乳頭をつつかれ、続いて乳首全体を転がすようにしゃぶられる。乳輪を舌先で繊細にくすぐられ、乳首の根本を歯で甘く噛まれる。
もう一方の乳首は、指先でコリコリとこねられ、固く尖ってきたところをさらにキュッとつままれ、しごかれ、こすり回される。
立て続けに襲う、強烈すぎる喜悦をロリウェルの頭は理解できず、白目をむいたまま途切れ途切れに吐息を漏らす。
「あヒイ・・あ・・・・あぁあ・・・・」
ただヒクヒクと震え続けるロリウェルを、圭太郎は面白くなさそうな目で見やり、勃起した乳首を突然、きつくつねり上げた。
「んっきゃあぁあっ?」
胸の突起から走る鮮烈な痛みに、ロリウェルは正気を取り戻した。それを確認して圭太郎はニヤリと笑い、愛撫を再開する。乳首をクリクリとなぶるたびに、少女の体はビクビクと波打った。
「えらく感度がいいな、おい」
「そ、んなコト、な、ないも・・・んっ」
ロリウェルは自分の指を噛んで愉悦に耐えながら、首を振って否定した。
しかし、その乳首は愛撫に応えて固く尖り、秘貝からは、はしたなく愛液を垂れ流している。少女がどうしようもなく感じていることは、もはや明白だった。
「ふぅうっ・・・ひくぅっ・・・」
ロリウェルは切ない快媚感に、すすり泣きを漏らした。体中から力が抜け、何も考えられなくなる。
「お、お願い。もぉ・・・ゆ、許してぇ」
「この程度で許してもらおうなんざ甘いわ」
圭太郎は容赦なく言い放ち、乳首に加えて今度は、尻尾の付け根をこすり始めた。
「あっヒイぃいっ? ・・・・そこッ、そこダメぇえええええええっ」
ビクビクビクッ
急所を責めたてられ、ロリウェルは身体を反らせて絶叫する。すさまじい快感が、脊椎から全身に走り抜けた。体中がバラバラになりそうな喜悦に、細い腰がガクガクと震える。
そんなロリウェルへ、圭太郎はなおも鬼畜のように刺激を与え続けた。華奢な肢体を押さえつけ、乳首をなぶり、尻尾の付け根をほじくり出す。さらに秘貝をこすり立て、尿道口をいじり回す。
「かはっ・・・きヒイっ・・・もうダメっ・・・死んじゃう・・・死んじゃうよぉっ」
完璧な美貌を持つ魔界の少女は、淫らに尻を振り立て、怒涛のように襲い掛かる快楽に翻弄され続けた。愛液を股間からしたたらせ、よだれや鼻水まで垂れ流しながらよがり泣いているその姿からは、普段の可憐な印象の欠片も伺えない。
「いやぁっ、もおっ、来ちゃう! すっ、すごひイぃいっ、ダメっ、イッちゃうのぉおっ」
乳首と秘貝と尻尾から伝わってくる三重の悦楽に、とうとうロリウェルは頂点に達した。
「くッ・・・・くアぁああああああああーーーーんっ!」
ビクビクビクッ・・・
プシャアーーッ
肢体を震わせて絶頂を迎えた次の瞬間、感極まって放尿してしまう。黄金色の液体が、少女の股間から吹き上げられた。
*
「うくっ・・・お願いぃ・・・もう・・・許してぇ・・・・・許してよぉ・・・」
失禁してしまった恥ずかしさと、圧倒的な快感の余韻に、ロリウェルはすすり泣きながら、陵辱をやめてくれるよう懇願した。しかし、圭太郎がそんな言葉を聞き入れるわけがない。
「却下だ」
非情に言い放つと、彼はリモコンを手にとって
ビデオの音量を上げた。ソロモンの笛の音が、さらに強く響き始める。
「ひっきゃああああああああっ?」
ロリウェルの絶叫が、地下室を震わせた。
何もされていないのに、笛の音だけでイッてしまいそうな衝撃。体中の神経が信じられないほど鋭く尖り、灼熱の喜悦があらゆる感覚を圧して押し寄せてくる。
「ふきゃんっ、ひきゅうっ、あひゃあぁああっ! ・・・・何ぃっ、これぇっ?」
息も止まるような愉悦を受けて、ロリウェルは、のたうち、よがり泣いた。自らの秘所へ指を入れてかき回し、尖りきった乳首をいじり抜く。しかしそれだけではとても満足できず、切ない声を上げて更なる刺激を求める。
「おっ、お願いぃ・・ロリウェルを・・・いじめてぇ・・・とっ、尖ってきちゃって・・・ダメなのぉ・・・」
「どこが?」
圭太郎は冷静な口調で尋ねた。ロリウェルは羞恥に身悶えながら、泣き叫ぶ。
「バッ・・・バカぁっ! もうジンジンしてぇ・・・・たまらないんだからぁっ!」
「ふ」
圭太郎は肩をすくめると、ロリウェルの華奢な腰を抱き、無理矢理四つん這いにさせた。
「きゃふっ?」
驚きの声を上げるロリウェルに構わず、圭太郎はそのままの体勢で肉棒を秘貝へ押し当て、一気にバックから貫いた。
「みっきゃあああっ!」
歓喜の絶叫を上げ、ロリウェルは弓なりに仰け反った。
亀頭が膣壁をえぐり、かき回すたびに、信じられないほどの愉悦が衝撃を伴って背筋を駆け抜ける。悪魔の美少女は体中から汗を流し、腰を振り、半狂乱となって身悶えた。
「す、すごっ、アソコの中、かき回してるのぉっ・・・ヘンッ、ヘンになっちゃうぅうっ」
グチョッ、グチュッ、グチュッ
露に濡れた花弁が、肉棒の挿入を受けて、はしたない音を立てる。
ロリウェルは強烈な悦楽に翻弄され、我を忘れて嬌声を上げ続けた。乳首は痛いほどに尖りきってピクピクと震え、四つん這いになった手足からは力が抜けて今にも崩れ落ちかねない。
「あッひゃああんっ!」
突如、一きわ高く叫声が上がった。肉棒のエラが、膣内で最も敏感な部分、すなわちGスポットをこすったのだ。
ロリウェルの反応を見て、圭太郎は腰の角度をわずかに変え、重点的にGスポットを責め始めた。亀頭が膣内の突起をこすり、えぐり立てる。その責めは執拗で、しかも的確だった。
「だめぇっ、そこぉっ・・・信じられないっ・・・イヤっ、かん、感じ過ぎちゃうぅうっ」
ロリウェルは、淫靡な姿で悶えながら、嬌声を上げ続ける。膣内をこすられるたびに、甘美な衝撃が背筋からほとばしり、体の芯を貫いて脳天を突き上げる。すさまじい快楽に翻弄され、絶頂への扉は再び大きく開かれ始めた。
「ダメぇっ・・・・お、堕ちちゃうぅっ」
肉壁がヒクヒクと脈打ち、秘芯が勃起して鞘から顔を出す。こらえきれない官能の炎が、心の奥から噴き上がろうとしている。
「死ぬっ、死んじゃうっ・・・イヤぁっ・・良すぎて・・・・死んじゃうよぉおおおっ」
そして。
ロリウェルの快感が頂点へと達した瞬間、圭太郎は肉棒を引き抜き、同時に敏感な肉芽を指先でプルプルッと弾き上げた。
「あっヒャあぁああああーーーっ?」
ビュクビュクっ、ビュクゥッ
可憐な肢体が跳ね上がり、秘貝から愛液の潮を激しく吹き出す。
ロリウェルは限界を越えた喜悦に撃ちのめされ、背を仰け反らせたままの姿勢で白目をむき、ケイレンしながら失神した。
「ア・・・・・あヒイ・・・・・」
ピクッ・・・ピクッ・・・
華奢な手足を震わせてあえぎ続けるいたいけな少女を、しかし圭太郎は容赦せず、再び激しく責め始めた。もはや、どっちが悪魔だか分からん状態である。
「おらおら、まだ終わっとらんぞ」
「ひっ、ひぅう・・・・や、やめてえ・・・」
ロリウェルは涙を流しながら哀願するが、もちろん鬼畜同然の男に聞き届けられるはずもない。圭太郎は少女の体を仰向けにして、今度は正常位から陵辱する。
剛直が秘貝を出入りし始めると、イッたばかりで敏感になっている肉壁は否応なく反応し、ヒクヒクと淫らに蠢き出してしまう。
「いやぁ・・・また・・・来ちゃうぅ・・・」
力無く首を振って悶えるロリウェルに構わず、圭太郎は腰を振り立てて膣腔をかき回し、秘貝をえぐり抜いた。さらに首筋へ舌を這わせ、耳に息を吹きかけつつ、指で乳首をつまむ。へその周辺を撫でながら、わき腹をくすぐり回す。
蜜壺と体中を犯される快楽に、ロリウェルは再び歓喜の声を漏らし始めた。
「ひうぅっ・・また・・・おっぱい・・・立ってきちゃったよぅ・・・」
敏感すぎる体を呪わしく思いながらも、全身を駆けめぐる喜悦に抗えない。乳首をなぶらるたびに、胸の先からしびれるような悦楽が走った。
「んきゅううんっ・・・・それ以上・・・乳首・・・責めないでぇ・・・ダメなのぉ・・・ダメになっちゃうのぉっ」
乳頭はすでに痛いほど勃起し、膣壁は小刻みに脈打って頂点が近いことを知らせている。ロリウェルは体中を汗まみれにしながら、大声で官能を告げた。
「もうっ、イイのっ! おっぱいジンジンして、アソコがかき回されてて、すごいぃいいっ、来ちゃうっ、また来ちゃうからぁああああっ!」
はしたない言葉を叫び続けるロリウェルへ、圭太郎はいきなり乳首をカリッ、と噛み、Gスポットを強烈にこすり上げる刺激を与えた。
「まっ、またぁっ! ・・・・・またイッちゃうぅうううううううううっ!」
ビクビクッ・・・ビュクビュクビュクッ
ロリウェルは、全身を引き吊らせ、またしても潮を吹いてエクスタシーに達した。愛液のしずくが床に飛び散り、点々と小さなシミを作る。
気を失ってヒクヒクと震える可憐な肢体を、圭太郎は冷たい瞳で見下ろした。陵辱は、まだ終わらない。
「ふっ・・・ふわあっ・・・もう・・・許してぇ・・・こ、壊れちゃうよぉ・・・」
荒い息をついてすすり泣くロリウェルを、圭太郎は、再び四つん這いにさせてバックから犯し始めた。ロリウェルはこの体位の方が感じやすいらしく、早くも恍惚の表情を浮かべかけている。
「んっ、きゅうぅんっ・・・ひぅううっ」
頭では拒んでいるのに、肉体が無理矢理反応してしまう。余りの切なさに、少女は身悶え、涙を流した。
だが、およそ圭太郎の心に、憐憫の情などというモノはない。ロリウェルを背後から犯しながら、彼女の最大の弱点、肛門へと狙いを定めた。
「ダメえーーっ、そこダメぇえええっ!」
菊孔へ人差し指を突き入れられ、グリグリとこね回される感触に、ロリウェルは狂ったような悲鳴を上げる。体中をくねらせて、のたうち、泣き叫んだ。
「ふわんっ、ひきゃんっ、みうぅんっ! おしりっ、おしりダメぇっ、弱いのぉっ・・・・死んじゃうのぉおおっ・・・・・ッはウぅぅうううううんっ!」
ビクビクビクッ
菊門を襲う快感に耐えきれず、ロリウェルは背筋を仰け反らせて瞬く間にエクスタシーを迎えてしまう。
しかし圭太郎の腰の動きは止まらず、イッたばかりの蜜壺は、またもや悦楽を求めて脈打ちだした。
「・・・ごめんなさぁいぃ・・・謝るからぁ・・・許してぇ・・・」
すすり泣きながら哀訴する少女を侮蔑の表情で見やり、圭太郎はロリウェルの尻尾をグイと掴んだ。
「ひぅうっ?」
驚愕の声を上げるロリウェルに構わず、その尻尾の先端を、彼女自身の菊孔に突き入れる。ロリウェルは全く予想外の攻撃を受け、パニックに陥った。
「ひっきゃあぁああああああっ?」
振り絞るような絶叫が上がる。圭太郎は、蜜壺を肉棒でかき回しながら、肛門に挿入した尻尾を巧みに動かし続けた。
「くひイっ、はウぅっ、なっ、何これぇっ・・・? 分かんないっ・・・分かんないイっ」
前後の穴を同時に責められ、しかも菊門を自分の体の一部に犯されているという倒錯した状況が、ロリウェルの肢体を未知の高みへと突き上げていく。
「きゅウんっ・・・こんなの初めて・・・初めてだよぅっ」
全身がガクガクと震え、灼熱の衝撃が体中を駆け回る。乳首と秘芯は勃起してヒクヒクと脈打ち、肛門と秘貝は蠕動して快感を増加させる。
滝のように汗と愛液を垂れ流し、よだれと涙と鼻水をしたたらせながら、ロリウェルはとうとう最大の絶頂に達した。
「みっぎゃぁああああああああああああっっ! イッちゃう! イッちゃうぅうううううううううううううううっっ!!」
ビクビクビクッ・・・・・ビュクビュクッ
プッシャアァーーーーッ
体中を波打たせ、愛液を吹き上げながら、さらに小水まで漏らしたロリウェルは、めくるめく陶酔と恍惚の中で、今度こそ完全に失神した。