第七章
 
「ふっふっふ・・・待たせたなぁ、デュエルとやら」
 圭太郎は、ギラギラと光る邪悪な瞳を、鎖に縛られた悪魔の少女に向けた。デュエルは、ソロモンの笛が与える快媚感に翻弄されながらも、挑戦的な態度は崩していない。
「ひぅっ・・・よ、よくもロリウェルを・・・ゆ、許さないからっ・・・あぁんっ」
「ほほう?」
 圭太郎はデュエルをあざけるような表情で見つめた。
「許さなければどうだと言うんだ? 今のお前に何ができる?」
「うぅっ・・・」
 デュエルは屈辱に唇を噛む。圭太郎の言う通りだった。魔法も使えず、手足を縛られて満足に動くこともできない。今の彼女は、無力なただの少女に過ぎなかった。
「ふっふっふっ。では自分の立場が理解できたところでショータイムと行こうか」
「や・・・やめっ」
 デュエルは慌てて身をよじったが、拘束された手足はビクとも動かない。たちまち、手際よく黒革のブラを外され、パンティをズリ下ろされた。整った容貌が、羞恥に赤く染まる。
「なっ、何すんのよっ、このドスケベっ」
「だからどーした」
「ひぅっ・・・あっひゃあぁんっ」
 デュエルは、いきなり乳頭を舌先でつつかれて、あられもない悲鳴を上げた。胸の突起から走る淫靡な衝撃に、ひざがガクガクと震え出す。
「ふっ・・・ふわぁっ・・・」
 陵辱の魔手は、間髪入れずデュエルの乳房へ襲い掛かった。たわわに実った双丘をグニャグニャと揉み抜き、固くしこった乳首をコリコリとつまみ転がす。膨らんだ乳輪をこすり立て、胸元を撫で回したかと思えば、乳頭をくすぐり抜く。
「くぅうんっ・・・バ、バカぁっ・・・・や、やめなさいよぉっ」
 デュエルは、乳房から次々と伝わってくる激しい愉悦に、首を振って抗った。すさまじい快感に押し流されそうになる理性を、必死で引き戻そうと歯を食いしばって耐える。
(に、人間なんかに・・・・感じさせられるなんてぇっ)
 目に涙をため、心の中で自分を叱咤する。
 圭太郎は、しかしその努力をあざ笑うかのように、より淫らで感じる場所を責めたて始めた。
 グイ、と足を掴むと、むりやり大股開きにさせ、股間の秘唇へ舌を這わせる。花弁をこすり立て、溢れる愛液を音高くすする。敏感な肉芽を鞘からむき出し、舌の先で弾き上げる。その全ての刺激が峻烈な喜悦となってデュエルの体へ襲い掛かった。
「くふぅうっ・・・や、やだぁっ・・・・」
 デュエルは、信じがたいほどの悦楽に、めまいさえ感じながら悶え、あえぎ泣いた。
 体中を汗まみれにして、手足をピクピクとケイレンさせる。ソロモンの笛の音が、全身の神経を過敏にし、性感を増幅する。
「ひっ、ひゃあんっ、やだっ・・・・そ、それ以上されたら・・・・・ひぅっ、アソコがぁ・・・」
 襲い来る喜悦から逃れようと、必死で身をよじるデュエルの肌に、圭太郎は更なる刺激を与え始める。
「くっひゃぁっ?」
 ビクビクッ、とデュエルは弓なりに背を反り返らせた。圭太郎が彼女の靴を脱がせ、つま先に舌を這わせ出したのだ。
 秘貝に伸ばした手は休めることなく、舌先で足の指を一本づつしゃぶり、足の裏をくすぐり立てる。くるぶしをなめ、ふくらはぎをなぞり、ヒザの裏を愛撫する。
 すらりとした美脚を丁寧になぶり尽くされ、デュエルは腰の力が抜け、下半身から灼熱の衝動が賭け昇ってくるのを感じた。
「はぁっ、ひぅっ、はぅうんっ・・・・バッ、バカぁっ・・・・ヤ、ヤダって・・・・・言ってるでしょおっ」
 口ではそう言いながらも、身体は快感に押し流され、今にも高みへと突き上げられてしまいそうだった。形の良い乳房をプルプルと震わせながら、喜悦の涙をこぼすデュエルを、圭太郎は楽しげな目つきで眺めた。
「ふふん。いつまでそ〜やって強がってられるかな」
「ひうぅっ・・・イッ、イヤぁあああっ」
 更なる陵辱の魔手は、体中のいたる箇所、あらゆる性感帯をむさぼり始めた。
 乳房を揉みしだきつつ、首筋に舌を這わせる。耳たぶを甘噛みしながら、背筋を指先で撫でる。わき腹をくすぐると同時に、太ももをさすり、尻をこね回す。
 全身を走り抜ける、いい知れない疼きにデュエルは翻弄され、身をくねらせて悶え狂った。
「はひゃあぁんっ、ふひゃあぁあっ、くはぁあああっ・・・ダメっ、そこっ・・・そっ、そんなとこ、イジっちゃダメぇえええっ」
 ソロモンの笛の音が性感をいやが上にも高ぶらせ、どこを触られても狂おしいほど感じてしまう。気が遠くなるような悦楽と快感に、デュエルは絶頂への階段を少しづつ駆け登り始めた。
「はぁっ、ひぁっ、くはぁ・・・ダ、ダメ・・・こんなの、絶対・・・ダメなのぉおおっ」
 気丈な性格の少女は、心の中にわき上がる淫靡な衝動を、必死で押さえつけようとした。しかしどんなに否定しても、灼熱の劣情は確実にデュエルの肉体を高ぶらせ、理性をむしばんでいく。
 そして彼女を責め苛む魔の手が、再び秘貝へと向けられた。蜜壺に差し込まれる舌先が、ヒクヒクと脈打つ肉壁をかき回し、こすり立てる。さらにその指先は、肛門に突き入れられ、菊孔の周りを刺激しながら、直腸をいじり回した。
 前後両方の穴を激しく弄ばれ、デュエルは脳が蕩けるような愉悦を覚える。しびれるほどの絶頂感が、身体の奥から噴き上がって来る。



「くヒイッ、ダメっ・・・ダメぇっ! ちっ・・・力が抜けて・・・・このままじゃ・・・・イッちゃうぅ・・・」
 蜜壺と菊門のジンジンとした疼きは、ついに限界へ達した。圭太郎の指先が、急所である尻尾の付け根をこすり上げたとたん、峻烈な快感が脊椎を貫いて脳幹を直撃し、爆発的な奔流となって、頂点へとほとばしった。
「ダッ、ダメダメダメぇええっ! イ、イイ・・・イックウぅううううっ!
 ビクビクビクビクビクッ
 デュエルは弓なりに背を反り返らせ、全身を激しく、何度もケイレンさせて絶頂へと達した。とてつもない恥辱とそれに倍する喜悦とが、心の中で交錯する。彼女は混沌とした思考の中で、ゆっくりと意識を失っていった。
     *
「くひゃあんっ」
 デュエルは、いきなり敏感な肉芽をつねられて、無理矢理に失神から目覚めさせられた。涙に潤む瞳を、悔しげに圭太郎へ向ける。
「ぐすっ・・・お、覚えてなさいよぉ・・・・絶っ対、許さないんだからぁ・・・」
「思いっきりイッたくせに良く言うな」
 圭太郎の指摘に、デュエルはカァッ、と頬を染める。
「だっ、誰がっ! に、人間の男なんかに・・・・・あっひゃあんっ」
 否定しかけた言葉が、途中で嬌声に変わった。圭太郎が、デュエルの乳首を指先でくすぐったのだ。達したばかりで敏感になっている胸の突起は、ささいな刺激に反応してツンと尖り立ってしまう。
「バっ、バカぁっ・・・・や、やめなさいよぉっ・・・さ、さきっぽがぁ・・・・あんっ、か、固くぅ・・・ひゃうぅんっ」
 半開きにした口から舌を出して、ハァハァとあえぎ続けるデュエルを、圭太郎は無理矢理うつ伏せにすると、再び後ろの穴をこね回し始めた。
 腰を持ち上げて、肛門を目の高さに持ってくる。そのまま菊孔の周辺を指先でいじくり、なぶり回す。デュエルは羞恥心と性感を同時に刺激され、はしたない悲鳴を上げた。
「やっ・・・・そんなトコっ・・・ひっ、広げちゃダメぇええええっ」
 尻の穴の奥まで覗かれるという信じられない恥辱に、頭がしびれ、何も考えられなくなる。が、そのまま気絶することは許されなかった。
 無情にも圭太郎の剛直が、デュエルの肛門を刺し貫いたのだ。灼熱の衝撃が敏感な蕾から全身へ駆け上がる。
「ほっ、ほわぁぁあぁぁぁぁ・・・っ」
「ここはあまり慣れていないようだな?」
 圭太郎は、菊孔に挿入した肉棒を動かしながら、意地悪な口調で尋ねた。デュエルはそれに応える余裕もなく、ただあえぎ声を上げ続けることしかできない。後ろの穴の中で暴れ回る肉塊が、すさまじい愉悦をもたらし、理性をバラバラに粉砕していく。
「ダメぇえ! こんなの・・ダメ・・なのに・・・」
 肛門をかき回されつつ、後ろから乳首をいじくられ、尿道口をつつかれる。
「きゃはぁああんっ、どうしてこんなに気持ちいいのぉおおおっ?」
 その余りにも強烈な快感に、デュエルはあられもない声を上げてよがり狂った。
 亀頭のエラが直腸をこすり上げ、肛門を刺激するたびに、怒涛のようなエクスタシーが押し寄せてくる。頭の中で閃光が飛び散り、意識が引きちぎられて目の前が真っ白になっていく。
「くふぅっ・・・アハァッ・・・来るっ・・・来ちゃうぅうっ」
 腰がガクガクと震え、猛烈な放尿感がわき上がる。肛門をヒクヒクと蠢かせながら、デュエルは再び爆発的な喜悦と共に、遥かな高みへと駆け昇った。
「くっはぁあああああああーーーーっ!」
 ビクビクビクッ
 プッシャアァーーーッ
 激しいケイレンと共に、黄金色の液体が尿道口から吹き出す。せきを切ったように溢れ出す小水は、なかなか止まろうとせず、床に大きな水たまりを作っていく。
 デュエルは泣きわめきながら羞恥に悶え続けた。
「イヤぁああああっ、見ないでっ、見ないでぇえっ! 見ちゃダメぇええええええっ!
     *
「・・・ぐすっ・・・ひくっ・・・バカぁ・・・・もう・・・ヤダぁ・・・」
 数分後、デュエルは失禁した恥ずかしさに小さく震えながら、弱々しくすすり泣いていた。先刻までの気丈さは影を潜め、怯えた様子で身悶えている。
 これは、もう一押しで堕ちる、と圭太郎はほくそ笑んだ。
「第三ラウンドいくぞ」
 そう言うと、いきなり懐から布きれを取り出してデュエルを目隠しする。突然視界をふさがれたデュエルは、慌てて首を振り立てた。
「ちょっ・・・何を・・・・ふひゃあぁんっ?
 抗議の言葉が、突然、甲高い叫声に変わった。圭太郎の指先が、最も敏感な肉豆をプルプルプルッ、とこすり上げたのだ。美しい肢体を震わせながら、激しすぎる衝撃に鋭く反応する。
「くヒイッ、ひうぅうううんっ・・・ダッ、ダメぇえええっ・・・何っ? これぇっ・・・すごっ・・・・何なのぉおおおおっ?」
 秘芯を弾いていた指先が、今度は菊孔に突き入れられた。舌先は首筋をすべり、別の指が乳首をつまむ。
 文字通り目隠し状態で、次にどこを触られるのかも予想がつかない。デュエルは、全く無防備な性感帯を次々に責め立てられ、息が止まるほどのエクスタシーを感じ続けた。もはや、よだれと鼻水を垂らしながら、ヒクヒクと悶え、のたうち続けることしかできない。
「ダ・・・ダメぇ・・・・く・・・狂っちゃう・・・このままじゃ・・・・ホントに・・・狂っちゃうよぉおおお・・・・・」
 視覚以外の感覚が、痛いほどに研ぎ澄まされていくのを感じる。ソロモンの笛の音が頭の中で暴れ回り、執拗な愛撫が性感を高ぶらせる。
 どうしようもない愉悦に翻弄され、愛液に濡れそぼったデュエルの秘貝を、いきり立つ肉剣が一気に貫いた。
「ヒっキャあぁあああアっっ!」
 白い喉の奥から、断末魔にも似た絶叫がほとばしる。剛直が膣壁をえぐるたびに、怒涛のような快感が神経をかき回す。デュエルは限界を超えた喜悦に翻弄され、発狂したようにのたうち回った。
「キャウッ、キャウッ、ひきゃんっ、キャうぅッ」
 敏感な肉豆をいじり回され、Gスポットを刺激される。
「イヤっ、きゅうんっ、ダメっ、そこっ・・・どうにかなっちゃうぅ!」
 すさまじい快媚感が精神のタガを外し、淫らな肉体が頂点へ向けて翔け昇り始める。
「ふわぁぁあ・・・ぁああああ・・・」
 そして乳首をキュッ、とつねられた瞬間。
「あッヒぃいいいいいいいいいいいーーーーっ」
 ビュクッ、ビュクビュクビュクッ
 デュエルは愛液を吹き上げて、三度目の絶頂に達した。気も狂わんばかりの劣情が意識を圧倒し、精神を虚空の彼方へと突き上げる。頭の中で光が弾け、渦巻く陶酔の中に魂が引き込まれていった。
     *
 ピチャッ、ピチュッ、ピチョッ
「んっ・・・んっく・・・んふぅ・・・」
 意識が白濁し、何も考えられなくなったデュエルは、命じられるままに圭太郎の肉棒を口にくわえていた。睾丸を手で触りながら、亀頭や裏筋を舌先で丁寧になめる。
 圭太郎は、強情な女悪魔をとりあえず屈服させた満足感に浸り、勝ち誇ったような表情でデュエルの蕩(と)ろけきった顔を眺めた。
 ・・・ドクドクッ
 しばらくの奉仕の後、顔面に射精を受けたデュエルは、ハッと我に返る。
「・・・・なっ、何これぇっ?」
「ふっふっふ。しゃぶってくれて有り難う」
 イヤらしい口調で言い放った圭太郎は、再び目の前の熟れた肉体に襲い掛かった。デュエルの口から、絶叫が上がる。
「もっ、もおっ、やめてえぇえええっ」
 しかし非情の魔の手は一切容赦することなく、再び少女の肢体をむさぼり始める。
 充血した乳首をクリクリとつまみ転がし、肉の鞘に包まれた真珠をむき出して指でつつく。同時に尿道を指の腹でこすり、尻の穴をくじっていじめ倒す。
 イッたばかりで敏感な少女の肉体は、徹底的に責め抜かれ、なぶり回された。デュエルはまたしても、恍惚の一瞬に向けて駆け昇り始める。
「はぅっ、ひああん・・・ど、どうしよぉ・・・・またっ、またイッちゃうよぉ・・・」
 蜜壺が脈打ち、愛液が溢れる。すでに強がりを言う気力さえなく、弱々しい哀訴を呟き続けることしかできない。
「っきゅうぅうううん!」
 肉剣が秘所へ突き入れられる衝撃に、切ない悲鳴が上がる。グチュッ、グチュッという恥ずかしい音と共に剛直が出入りすると、それに伴って快感が膨れ上がっていく。
「はっ、はわぁ・・・ひはっ・・・イッちゃう、イッちゃ・・・」
 膨れ上がり、張りつめた快感の塊は、最後の一差しでついに爆発した。



「っきゃあぁああああああーーっ!」
 ビクビクビクビクッ
 すらりとした肢体がすさまじい勢いで跳ね上がった。激流のような悦楽に押し流され、理性が衝撃と共に吹き飛ぶ。淫猥な劣情が解放され、頭の中で狂ったように踊り回る。
 デュエルは、立て続けに襲ってくる絶頂感に、我を忘れて泣き悶えた。
「くひゃあっ、くひゃあっ、くひゃあぁあん! ダメっ、もうっ、許してっ、許してェっ」
 しかし圭太郎は容赦せず、肉棒を濡れた花弁に叩き込み続ける。脳がとろけるほどの快感に、少女は息も継げない。
「ひぅうっ、また来るっ、また来るっ、また来ちゃふぅううううっ」
 灼熱のエクスタシーに呑み込まれ、デュエルは再び恍惚の中で昇天した。
「ひっきゃあぁああああああああっっっ」
 ビクビクビクッ・・・ビュクッ
 身体を弓なりに反らし、股間から潮を吹き上げて、壮烈な絶頂へ達する。
 だが余韻に浸る間もなく、蜜壺の中でまたしても肉剣が暴れだし、膣腔を疼かせ始めてしまう。デュエルは腰が抜けるような喜悦に耐えきれず、切ない哀願を漏らす。
「ひぅうっ・・・ごめんなさいぃ・・・・どうか・・・許してぇ・・・下さいぃ・・・」
「やだ」
 圭太郎は一音節で訴えを退けると、今度は尻尾の付け根をこすりながら、同時に尻尾の先で肛門をなぶり始めた。
 弾け飛びかねない快感に、デュエルはよだれと涙と鼻水を流しながら、のたうち、身をくねらせ、悶え狂う。余りにも敏感な肉ひだは、更なる愉悦を求めるようにヒクヒクと蠢き始める。
「かはぁっ、イヤぁっ・・・・またっ・・・またなのぅっ・・・」
 神経を灼き切るすさまじい悦楽が、衝撃を伴って全身を駆け巡っている。発狂寸前のデュエルは、あられもない姿で腰を振り立て、泣きわめいた。
「きひゃあんっ、もうっ、もぉ耐えられなヒいぃっ・・・アソコの中ぁっ、メチャクチャに暴れてるのぉっ・・・・おしりぃっ、おしりが、すごっ・・・気持ちイイーーーーッ」
 もはや知性もプライドもかなぐり捨てて、怜悧だった美少女は、一匹の獣と化していた。剛棒が膣内をこすり立て、あるいは尻尾が菊孔をえぐるたびに、絶叫を上げ、よがり狂う。強烈なエクスタシーが、彼女を奈落の底へと突き落としていく。
「あ・・・あぁあ・・・死ぬ・・・死んじゃ・・・」
 ガクガクと震える身体が、突然、ビクンッと波打った。白い喉から、一きわ高い悲鳴が上がる。
「しッ、死んじゃウぅううううううっっ!」
 ビクビクッ、プッシャアーーーーッ
 感極まり、絶頂と共に小水が放たれる。立て続けに襲い掛かる強烈すぎる愉悦が、少女から意識と自我を奪っていく。圭太郎は、それでもまだ容赦することなく、デュエルを責め立て続けた。
 秘貝と肛門をかき回し、乳首と肉豆をつまみ転がし、乳房と尻を揉みしだく。その全ての責めにデュエルは反応し、悶え、のたうった。
「はひっ、ひぅっ、ダメっ、おかしくなっ・・・・ヒあぁぁぁあああああっ
 ビクビクビクッ
 次々と伝わる衝撃を受け、瞬く間に頂点へと到達する。息つぐ間もなく、また陶酔感がこみ上げてくる。
「くヒャあんっ・・・みぅうっ・・・ゆ、許してぇ・・・」
 肉剣が蜜壺の中で激しく暴れ回る。とてつもない衝動が、神経という神経をズタズタに破壊する。
「くっ、狂う・・・狂っちゃ・・・・・ひっぎゃああああああああっ
 ビュクビュクッ、ビュクンッ
 デュエルは潮を吹き上げ、手足をケイレンさせて高みへ達した。しかし尚も終わることなく、更なる陵辱が顎(あぎと)を開ける。
「ダメっ、もうっ・・・げっ、限界っ・・・はっ? ふわぁっ、ひ、ひはっ・・・・・・ふっきゅうぅうううううううっ
 ビクビクビクビクッ、ビュクビュクンッ
 全身がバラバラになるほどの衝撃と共に、何度も身体が突き上げられる。デュエルはいよいよ、命を失いかねない最期の頂点に向けて駆け昇り始めた。
「くっ・・・くふぁう・・・・ああ・・・あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ・・・・・・」
 ビュクビュクビュクンッ、プシャアァアアアッ、ドクドクドクッ
 愛液が噴き上がり、小水が流れ落ち、精が放たれる。そして。
「あっぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっっっ!!!!」
 ビクビクビクビクビクビクビクビクビクッ!!
 断末魔の絶叫を上げ、体中を激しくケイレンさせて、デュエルは終局の絶頂に辿り着いた。爆発するような恍惚を伴って、その場に大きく崩れ落ちる。
 白目をむき、よだれと鼻水を流しつつケイレンを繰り返すその姿に、優美で怜悧だった美女の面影はなかった。
 完全に失神したデュエルを見下ろし、圭太郎は哀しげに目を伏せた。
「俺は・・・何てことを・・・・・」
 苦い後悔と共につぶやく。
「こんな面白いシーンをビデオに撮っておくのを忘れるなんて」
「・・・・・・・」
 唯は、こめかみを揉みほぐしながら、重いため息をついた。(←まあ、気持ちは分かる)
 
エピローグ
 
 あれから数日が経った。
 唯は元の平和な生活を取り戻した。
 ジーナは「封印の壺」から無事救出され、また圭太郎に仕え始めた。(←やめときゃいいのに)
 デュエルとロリウェルは、契約書を書かされて無理矢理、圭太郎の下僕にさせられている。すごく気の毒な気もするが、これはまあ、自業自得というモノだろう。
 そして圭太郎は、下僕の悪魔を三匹も手に入れ「世界征服も可能!」などと言って、はしゃいでいる。ま、そのうち飽きるだろう。たぶん。
 いずれにしても唯にとっては、もはや知ったコトではなかった。
 もう悪魔とかその手のことには、一切、関わり合いたくなかったのである。(←そりゃそーだろう)
「ま、あのとき撮られた恥ずかしいビデオテープは処分したし、これでもうアイツらに関わることは何一つないわよね」
 唯は自分に言い聞かせるようにつぶやいた。
       *
 さて、今、ちょうど彼女は、学校から家に帰ってきたところである。
「ただいまーっ♪」
 扉を開けて、玄関に滑り込む。早かったわね、とか何とかいう母親の言葉を後ろに聞き流し、二階に向かう。
 階段を軽やかに駆け上がり、正面のドアを開けて自分の部屋に入る、と。
「あ、始めまして」
「おじゃましてまーす」
 中で、二人の妖精が、仲良くお茶を飲んでいた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 次に唯が口を開くまで、たっぷり三〇秒の間があった。
「カンベンして」
 唯は虚ろな表情で口を開いた。
「いやマジで」
 
『エンジェル・エンジェル!』  とりあえず、完。